第6回 デニムの種類と特徴

 

前ページの続きです・・・。

まずは8生地から。

(使用モデル:8007 )

1生地の生産終了後に登場したオリジナル生地になります。

オンスは13.5oz前後で、ザラ感が少々強めの生地です。

耳(セルヴィッジ)は、唯一の脇割り仕様で

色落ちは全体的な色抜けと細かい点で始まるタテ落ちが見られます。

次に4生地です。

(使用モデル:4005C 4007C )

フラットヘッド・初のカラーデニムで、唯一の左綾仕様になります。

14.5oz前後の生地で、タテ(経)糸にアースカラーと呼ばれる茶系染料で芯まで染め上げ

ヨコ(緯)糸には黒糸が使用されています。

耳(セルヴィッジ)の色は、赤で

色落ちはブルーデニムのような細かい点で始まり、タテ落ちは見えにくいものの

奥行きのある独自の色落ちが見られます。

最後に4生地・ブラックデニムです。

(使用モデル:4007BK )

3生地と同じく、通常より太くムラ感の強い糸を使用したオリジナル生地で

フラットヘッドでは初となるブラックデニムになります。

14.5oz前後の生地で、生地の厚さとムラ糸を使用した事により独特の風合いを持っています。

タテ(経)糸を硫化染料で黒く染め上げながらも芯を白く残す事により

ブルーデニムのような”タテ落ちするブラックデニム”となっています。

耳(セルヴィッジ)の色は赤で、こちらもフラットヘッドでは初の片耳仕様となり

色落ちは点で始まるタテ落ちが見られ、色落ちした際に白〜グレー〜黒と

グラデーションががった色落ちになります。

 

ザッと紹介して行きましたが・・・改めて調べて行くと、非常に勉強になりました。

普段何気無く穿いているフラットヘッド・デニムですが

実はこれだけ手間隙かけて作られているんですね・・・!

※このページでは”デニム”に限定してお話をしています。

M−47(チノ)・9005C/9007C(コーデュロイ)は説明を省略しています。

またSideValve未掲載モデル生地が何点か紹介されていますが

上で触れたように”デニム”で限定している為、お話させて頂いている事をご理解下さい。

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