第3回 パッチの種類

 

今回はジーンズに使用されているパッチについて・・・。

まずは、こちらから。

フラットヘッド・最初期モデルに使用されていたパッチです。

2台のバイク(鉄馬)がジーンズを引っ張る・・・と言う

リーバイスのツーホースマークをイメージしたデザインです。

これに関連して・・・。

今期登場した6003W・S2005で使用された

同じデザインの紙パッチ仕様になります。

一見すると同じ感じがしますが、よ〜く見ると微妙に違っていたり・・・(苦笑)

次に、レタリングが主体となったパッチです。

このデザインは現在でも使用され、3生地(3005XX・3007を除く)や

4005等、多くのモデルに使用されている為か

これこそがフラットヘッド!と思う方も少なくありません。

※僕自身も最初期パッチを見るまでは、これがフラットヘッドのパッチ!と思っていました(苦笑)

これに関連して・・・。

1006XX・1007で使用された同じデザインの紙パッチ仕様です。

こちらは最初期パッチと異なり、デザインの変更等はありません。

1生地の一部モデルのみに使用され、3生地では一切使用されなかった事から

現時点に於けるレアなパッチの一つだと思います。

次は3005XX等で使用されているパッチです。

フラットヘッドのイニシャル(T.F.H)が入ります。

このデザインが初めて使用されたのは3005XXからですが

SP−2002・S303XX・S2004等の

限定もしくはXXモデル(大戦モデルを含む)のみ、使用されているパッチかと思います。

こちらは3007で使用されたパッチです。

フラットヘッドのFをデザイン化し、フライングホイールマークが入ります。

3007が発売された当初は、専用のデザイン・・・と言った感じでしたが

現在は4007でも使用されており、上の法則に当てはめると

ブーツカットモデルで使用されているパッチかと思います。

※下に紹介する8007や1007・S2005を除く。

こちらが8007のパッチです。

上のパッチに比べ、フライングホイールマークを前面に出したデザインでシンプルな書体です。

 2つのモデルに共通するのは、専用デザイン・フライングホイールマークですが

残念な事に8007は生産終了となった為、唯一のデザインだと思います。

最後にレディースモデル・バルダーのパッチです。

また、デザインにフラットヘッドのネームが入らない事から

フラットヘッドとは一線を画した一つのブランド・・・と言った感じでしょうか・・・。

 

普段は何気無く見ているパッチですが、様々なデザインがある事に驚きました。

また、既にご存知の方も多いと思いますが(苦笑)

先日発売された、レトロアメリカンスタイルブック(別冊Lightning・竢o版)に於いて

3005XXの後継モデル・5005XXが発表されました。

詳細は省略しますが、パッチやフラッシャー等を一新・新たなデザインが登場します。

※SideValveに於いても登場後に掲載する予定です。

 

パッチの素材についての修正です。

1・3生地を含む全てのモデルに於いて「パッチの素材は鹿革である」とお伝えして来ましたが

鹿革では無く、牛革である事が新たに分かりました。

誤報をお伝えしていた事を心よりお詫び申し上げます。

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