STH−52

STH−52です。

2004年に登場しました。

いわゆる”ウールジャケット”で前作・FWJ−001(002)以来

数年ぶりに復活したモデルです。

パーツ類です。

左上からフロント面に使用されているコンマーのベル型をイメージしたオリジナルジッパー

右上は胸ポケット面に使用されているタロンの菱形ジッパー

左下は袖・アジャスト部分に使用されている削り出しのナットボタン

右下はこのモデルに使用されているタグです。

ここで特筆すべきはオリジナルジッパーとナットボタン。

SV−41からオリジナルジッパーを使用していましたが、それは一部のモデルのみでした。

しかし、今期(2004年・秋冬)よりオリジナルジッパーを使用したモデルが何点か登場し

使用するアイテムによって形を変え、よりヴィンテージ色を強めています。

そして、ナットボタン・・・。

BS−51でも使用され、そのノウハウはここでも活用されました。

ナッツを皿状に削り出し、職人の手付けによる縫製で

経年変化によるボタンのツヤや味わい等が楽しめる仕様になっています。

生地です。

表地はウール(ナイロン10%含む)を使用し、綾格子と呼ばれるチェックで

HN−41等に使用されているバッファローチェックに似た印象ですが

若干綾目を強調したチェックになっています。

裏地はレーヨンを使用し、SVシリーズに使用されている

フィラメントレーヨンが使われています。

※とは言えSVシリーズほどの強い光沢は無く、どちらかと言えばBS−51に似た質感だと思います。

 

ここ数年のフラットヘッドのアウターはスカジャン・スタジャン等、ハード・ソフト路線が多く

その”中間”と言う位置付けかと思います。

この位置付けが功を奏したのと、ウールジャケットの数年ぶりの復活によって

発売当初から人気を呼び、直営店・取扱店等では既に完売・サイズ欠けと言う状況だそうです。

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