第4回 スウェットの種類と特徴(前編)

 

久々の更新です(苦笑)

今回はフラットヘッドで生産されているスウェットの種類と特徴について・・・。

まずはSR・SHシリーズで使用されているセットインスリーブから。

これはスウェットシャツが登場した頃、原型となったスポーツ用ウールセーターに用いられたディテールで

袖の付け方が肩から脇にかけてアームホールを取った袖の付け方をセットインスリーブと呼びます。

次に全てのスウェットシャツで使用されているガゼット。

※ハーフジップスウェット・フルジップスウェットを除きます。

汗止め・生地の伸縮を防ぐ為に用いられたと言われており

フラットヘッドでは生地に貼り付けるはめ込みタイプのガゼットが使用されています。

※SR・SH・SVシリーズは前側に付き、SFシリーズのみ両側に付きます。

次にSHシリーズで使用されている針抜きリブ。

1930〜50年代に流行したディテールで、通常のリブは編み目が細やかなのに対し

針抜きリブは編み込む速度を変化させています。

編み目が櫛状に見える事から、コームリブとも呼ばれています。

次にSFシリーズで使用されているフリーダムスリーブ。

セットインスリーブが直線状に付く袖の付け方に対し、フリーダムスリーブは袖の付け方を曲線状に付け

肩・腕の動きがスムーズになるように工夫されています。

1940〜50年代に見られた袖の付け方で、コスト上の問題から徐々に姿を消して行きました。

次にSVシリーズで使用されているセットインフリーダムスリーブ。

セットインスリーブとフリーダムスリーブの特徴を併せ持ち

肩から脇にかかる部分までは直線状に付き、脇の部分からは曲線状な袖の付け方を施されています。

 

次ページではハーフジップスウェット・フルジップスウェット・パーカーについてお話したいと思います。

※ここで紹介している種類・特徴等は2002年〜2004年までに登場したスウェットを基に

SideValveで掲載されているモデルを中心にお話しております。

未掲載モデル等についてはページの性質上、説明を省略している事をご了承下さい。

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