第5回 スウェットの種類と特徴(後編)

前回の続きです。

まずはZPシリーズで使用されているラグランスリーブから。

基本的な考え方は前回のフリーダムスリーブと同じで

フリーダムスリーブが曲線状に付く袖の付け方に対し、ラグランスリーブは斜線状に袖が付きます。

 

次にZP・FZシリーズで使用されているグリッパージッパー。

元々はジッパーメーカー・スコーヴィル社の1ブランドで

ヴィンテージジーンズ等に多く見られたパーツです。

またジッパーのタイプは、引き手裏に突起が付くカムロックジッパーを使用しています。

次にFZ・SGP(一部)シリーズで使用されているパッチポケット。

ボディ本体に貼り付けられたポケットで

ヴィンテージスウェットに多く見られたディテールになります。

 

次にZP・PP・HPシリーズで使用されている平紐。

丸紐(左側)に比べ、編み目が細かくなっています。

※丸紐の画像は他社の製品を使用しております。

次にHZシリーズで使用されていたタロン42ジッパー。

1960年代にジッパーメーカー・タロン社が開発したジッパーで

中央の”42”と記されている部分にスプリングを内蔵した

オートマティックジッパーと呼ばれたタイプです。

 

次にHZ・HPシリーズで使用されているオリジナルジッパー・その1。

2004年モデルより採用されたジッパーで、フラットヘッドの刻印が入り

タロン42をモチーフとしたデザインになります。

次にSGP(一部)シリーズに使用されているオリジナルジッパー・その2。

こちらはジッパーメーカー・コンマー社のベル型ジッパーをモチーフとし

その1同様、フラットヘッドの刻印が入ります。

 

2回に渡ってお話して来ましたが、こうやってまとめてみると新しい発見があり

普段は何気無く着ているスウェットですが、実はこんなに細かい仕様があったのか・・・と(苦笑)

次は違う観点でお話出来たらイイな!と思います。

※ここで紹介している種類・特徴等は2002年〜2004年までに登場したスウェットを基に

SideValveで掲載されているモデルを中心にお話しております。

未掲載モデル等についてはページの性質上、説明を省略している事をご了承下さい。

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