ＳＴＨ−５１

ＳＴＨ−５１です。

２００４年に登場しました。

ＳＴＨ−５２と同時期に登場したウールジャケットで

こちらはスタジアムジャケットと言う位置付けになります。

※今回は画像が少々多めです。ナローバンド環境の方、ごめんなさいm(_ _)m

襟部分です。

ショールカラーと呼ばれる一枚襟が使用されています。

※ショールカラー ヘチマ襟とも呼ばれ、細長く折り返った曲線的な襟。

カウチンセーターやカーディガン等にも多く使用されている。

肩部分です。

動きやすさを重視し、ラグランスリーブ仕様になっています。

ボタン類です。

上は前部分に使用されているオリジナルのスナップボタン。

下は腰部分のアジャスターに使用されているナットボタンになります。

ナットボタンは以前にも説明したので省略しますが（苦笑）

ボタンはスタジャン（ＳＴＪ）シリーズや最新のマウンテンパーカー（ＭＴＰ−０１）でも使用され

フラットヘッドのアウターではお馴染みのボタンになります。

生地のアップです。

ケンピウールと呼ばれるウールを使用しています。

※ケンピ 毛足が長く、白髪のようなウールを指す。

重量感がありながらもザックリとした素朴な手触りで保温性にも優れている。

ＳＴＨ−５２と共に２００４年・秋冬モデルでは人気のアウターでした。

その秘密はウールジャケットの復活とＳＴＨ−５２でも触れましたが

ハードでもなくソフトでもない”中間路線”にあると思います。

また往年のアメリカ映画「アメリカン・グラフィティ」に於いて

登場するキャラクター・ファラオ団がこのタイプのコートを着用していた事から

ファラオコートとも呼ばれています。

ＳＰＥＣＩＡＬ ＴＨＡＮＫＳ

ＦｒｅｅＤｏｍ−Ｍａｒｋｅｔ ｃｕｓｔｏｍｅｒ ｙｕｋｏ